アルマゲドンの名シーンを知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では映画「アルマゲドン」の名シーンについて解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで映画「アルマゲドン」をもっと楽しめますよ。
どんな名シーンがあるんだろう。
アルマゲドンの名シーン
映画「アルマゲドン」の名シーンをご紹介します。
一番有名なのはやはり主人公のハリーが、娘の婚約者であるAJの身代わりになって宇宙に残ったシーンです!
隕石破壊のために、穴を深く掘り、核弾頭で爆破するはずが、リモートでの爆破ができなくなってしまいました。
誰かが残って手動で爆破しなくてはいけない状況です。
くじ引きをして、その役目を果たすメンバーを決めたのですが、それがAJに当たってしまいました。
しかしAJはハリーの娘であるグレースの婚約者であり、娘の未来を案じたハリーは身代わりを自ら申し出ました。
それまでハリーはAJに対して怒ってばかりでしたが、最後には「お前のことはいつも息子のように思っていた」と本音を話すシーンが涙を誘います。
ハリーの最後の言葉を聞いたAJも「俺も愛してるよ!」と叫ぶのです。
感動的な別れのシーンとして、映画「アルマゲドン」の中では一番の名シーンといえます!
娘の婚約者を守るなんて、父親としての最大限の愛ですね。
アルマゲドンの名シーンを5つ解説!
アルマゲドンの名シーンについて以下の項目ごとに解説します。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①残ったハリーが仲間を見送るシーン
主人公ハリーが1人残り、地球に帰っていく仲間たちを見送るシーンも心に残る名シーンです。
スペースシャトルが発射するのを見送り、起爆装置を起動させたハリーの最後の表情は切なげでありながら満足気で、娘の未来を守った立派な父親の顔をしていました。
自らの命を懸けて地球を救った確信を持ったハリーが「勝ったぞ、グレース!」と言い放つ場面も胸を熱くさせます!
②宇宙に飛び立つ前の自由時間での親子の別れ
宇宙に飛び立つ前の10時間という自由時間の中にも名シーンがあったんです。
それは作業員の1人であるチックが愛する妻と息子の元を訪れた場面。
ところが別れた妻はチックに対して「家には近づかないって裁判で決まったでしょ」と言い放ち、「この人誰?」と聞く息子には、「ただのセールスマンよ」と言うだけでした。
仕方なく、チックは「これをあの子に渡してやってほしい。何も言わなくていいから」とスペースシャトルの小さいオモチャを地面に置き、その場を後にするのです。
数日後、TVを見ていた息子が「ママ、こないだのセールスマンがテレビに出てるよ」と無邪気に妻に報告します。
そこで妻は、初めて息子に父親のことを告げました。
「この人はセールスマンじゃないの。あなたのパパよ」
妻はあの時チックが最後の別れを言いに来たのだと気づいて、息子に本当のことを話したのでしょうね。
③宇宙に飛び立つ前の自由時間でのラブシーン
10時間の自由時間の中で名シーンはもう1つあります。
それは作業員の1人であるA.Jが、ハリーの娘であり恋人でもあるグレースとの短く幸せで切ない時間を過ごしたシーンです。
2人の脳裏をかすめるのは「もしかしたらこれが最後になるかもしれない」という想いでした。
そんな不安をかき消そうとするかのように抱き合い、見つめ合ってこのようなセリフを伝え合います。
「今、世界のどこかに私たちを同じことをしている人がいるのかな」
「きっといるさ!だからこそ地球を救う意味があるんだ」
切なくも、深い愛を感じるセリフですよね。
④ハリーが覚悟を示したシーン
ハリーから掘削作業が大幅に遅れているとの報告を受け、NASAと軍は空軍の大佐で小惑星爆破作戦全体の指揮官であるウィリアム・シャープに、地表で核爆弾を爆発させるように命令を出します。
しかし、地表で核爆弾を爆破させても隕石は破壊できないことは分かりきっています。
爆発のタイマーが刻一刻とカウントダウンを進めていく中、ハリーはシャープに対してタイマーを解除するように迫り「240m掘ってみせる。神に誓うよ」と言いました。
採掘のスペシャリストとしてのプライドと「必ず地球を救う」というハリーの覚悟が感じられる名シーンです!
⑤ハリーの覚悟が伝わったシーン
そんなハリーの覚悟を目の当たりにして、シャープは命令を取り下げました。
結果として、ハリーは自らの命と引き換えに地球を救い、作業員たちは無事地球へと帰還します。
彼ら、そしてハリーを称えるように、シャープはハリーの娘グレースに「私が知る中でも最も勇敢な人物のお嬢さんと握手をさせてください」と声をかけました。
ハリーの覚悟をよく知っていたシャープと、そのハリーが守りたかった娘グレースが握手をするこのシーンもかなり感動的です!
アルマゲドンの名シーンに関するQ&A
アルマゲドンの名シーンに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①アルマゲドンの歩くシーンとは?
オレンジ色の宇宙服を着た作業員たちが横一列になって歩くシーンは、映画「アルマゲドン」の中でも有名ですね!
地球を救うという使命を終えて帰ってきた男たちが宇宙船から降りて歩いてくる様子は、BGMも相まってかなりかっこいいです。
このシーンの影響で、横並びで歩く人を見るとアルマゲドンを思い出すという人が増えたようですよ!
②アルマゲドンの泣けるシーンとは?
映画「アルマゲドン」で泣けるシーンといえば、主人公ハリーと娘ブルースの最後の交信のシーンです。
AJの身代わりに自分が宇宙に残ったことを伝え、ブルースも、もうハリーに会えないことを悟ります。
親子の最後の別れのシーンですので、ハンカチ必須の泣けるシーンであることは間違いありません。
③アルマゲドンのラストシーンは?
アルマゲドンのラストシーンは、地球に帰還したAJとハリーの娘グレースの結婚式の場面です。
幸せそうなAJとグレースは犠牲となった乗組員たちの遺影の前で結婚式を挙げたのです。
そこにはもちろんハリーの写真もあり、父のおかげで婚約者と結ばれたグレースがとびきり美しく映っている名シーンです。
④アルマゲドンの帰還シーンは?
アルマゲドンの帰還シーンは前述したとおり、作業員たちが横並びで歩いているシーンです。
実はこのシーンにもツッコミどころがあり、宇宙からの帰還直後に重力がある地上をあんなにスムースに歩けるわけがないと言われています。
確かにそう考えると、かっこいいシーンだったはずが違う目線で観てしまいますよね。
⑤アルマゲドンの名言は英語では?
アルマゲドンの名言といえばAJがグレースに向けていったセリフ「目を閉じたくない。眠りたくない。だって君に会えなくなっちゃうからさ。」です。
英語にすると「I don't want to close my eyes. I don't want to fall asleep, 'cause I'd miss you, baby.」です。
これはエアロスミスが歌う主題歌の一説でもありますね。
⇩アルマゲドンの主題歌の意味は以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
⑥アルマゲドンのハリーの最後は?
ハリーは最後、起爆スイッチを押すために宇宙に残り、そこで殉死します。
覚悟を決めた表情で仲間たちを見送るシーンは感動的でした。
主人公が死ぬという展開は、よく考えたらなかなかの衝撃ですよね。
⑦「これからはお前を空から見守ることにする」とは?
これはハリーが娘グレースに向かっていったセリフです。
自分だけが宇宙に残ることを伝えた最後の交信の際、グレースのことを想って出た父親らしい言葉ですね。
アルマゲドンの中でも特に感動する名台詞として有名です。
アルマゲドンの名ゼリフを紹介!
ここでは映画「アルマゲドン」に出てくる名台詞をご紹介します。
まずは「We never quit!」
これは日本語では「俺たちは決して諦めない!」という意味で、作業員たちが団結して地球を救う決意を示したときに言われた台詞です。
男たちの覚悟が感じられる力強い台詞ですよね。
また「Love you to the moon and back」というのもあります。
直訳すると「月まで行って戻ってくるほどあなたを愛しています」ですが、これは「とても愛している」という意味でAJがグレースに向けて言ったロマンチックな台詞です。
さらに、少し笑ってしまうようなユーモラスな名台詞もあるんです。
それが「 I wanna name her Dottie after my wife. She's a vicious life-sucking bitch from which there is no escape.」です。
意味は「女房の名前のドティとつけたい。性悪で執念深い女だ。あの女からは逃げられない」なのですが、これは新しく発見した惑星に奥さんの名前をつけるという会話をしているシーンで使われた台詞です。
星に妻の名前を付けるなんてロマンチックかと思いきや、その理由に笑ってしまいますよね。
アルマゲドンの人気
映画「アルマゲドン」は歴代興行収入ベスト100に入る大ヒット作品です。
1998年12月12日の公開にもかかわらず、今でも映画ランキング24位に入っています。
あの「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」と同じランクですので、当時の人気ぶりがよくわかりますよね!
アルマゲドン名シーンの撮影裏話
アルマゲドンの名シーンに撮影にはこんな裏話もあるんです。
主人公ハリーと娘グレースの感動的な別れのシーンは、実はクランクイン初日に撮影されたんです!
ハリー役のブルース・ウィルスは実の3人の娘の写真を用意し、グレース役のリブ・タイラーも実の父親のスティーブンの写真を用意してお互いに気持ちを盛り上げながら撮影に挑んだそうです。
あの感動的なシーンがそんな初期の段階に撮られていたとは、俳優陣の演技力の凄さがうかがえますよね!
アルマゲドン AJの失言
映画「アルマゲドン」にはツッコミどころが多いのですが、それに関して出演者であるAJことベン・アフレックが監督にとんでもないことを言ってしまったのです。
それが「NASAが宇宙飛行士に石油掘削の訓練をさせる方が、石油掘削員を宇宙飛行士にするより簡単なのでは?」という疑問です。
内容はもっともなのですが、マイケル・ベイ監督の逆鱗に触れたようで「黙れ」と一喝されてしまったそうです。
皆が内心思っていたことをベン・アフレックはつい口にしてしまったんですね。
その直後からベン・アフレックのトレーニングの内容が激しいものに変わったそうです。
まさに口は災いの元ですが、そのおかげで観客はAJの見事な筋肉を拝めたわけですので、失言に感謝しないといけないかもしれませんね。
アルマゲドン NASAの協力なしにはありえなかった名シーン
映画「アルマゲドン」の数々の名シーンはNASAの協力がなければ撮影できないものが多くありました。
スペースシャトルが登場するシーンでは、NASAの許可のおかげで実物を撮影することができたのです。
しかし発射台に置かれた16台のカメラは、激しい衝撃のせいでネジがすべて外れて分解されたのだとか。
迫力ある名シーンの裏側にはいろいろな努力があったのですね。
アルマゲドンの名シーンに関する口コミは?
各々アルマゲドンのマイベスト名シーンを語りながらシーシャ飲みイベ開催したい。
— 加藤裕太@Siesta (@siesta_kato) March 12, 2024
「アルマゲドン」の名シーンに関するつぶやきを投稿している人もいます。
マイベスト名シーンを語る会を開きたいとのことですが、そのくらいアルマゲドンには名シーンが多いということでもありますね!
アルマゲドンのカメオ出演
実は映画「アルマゲドン」では松田聖子さんがカメオ出演しているのをご存じでしたか?
これはマイケル・ベイ監督が松田聖子さんのMVを制作していたプロパガンダ・フィルムズに所属していて、2人が知り合いだったのが縁で実現しました。
そして監督自身もNASAの科学者役で登場しているんです。
また、撮影当時に宇宙飛行士で女性として最長の宇宙滞在記録を保持していたシャノン・ルシッドが、ハリーたちが行う水中シミュレーションのシーンの背景にいるのも要チェックです。
「カメオ出演」とは、俳優や歌手・監督・漫画や小説などの原作者、時には政治家やスポーツ選手などがゲストとして短い時間、映画やドラマ・アニメ・舞台に出演することです。
アルマゲドンの名シーンまとめ
アルマゲドンの名シーンについて解説しました。
最後に簡単にまとめると、以下の通りです。
- 一番の名シーンはハリーが1人で宇宙に残ったシーン
- その他5つの名シーンがある
- 帰還シーンは有名で感動的だが科学的にみると少しおかしい
- 感動的な名シーンは撮影初日に撮られたものだった
- NASAの協力なしでは撮れなかった名シーンもある
- カメオ出演にも要注目
以上、アルマゲドンの名シーンについての解説でした。
撮影の裏話を知ったうえで「アルマゲドン」の名シーンを振り返りながら、もう一度じっくり観てみるのはいかがでしょうか?