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シャッターアイランドのあらすじは?6つの重要ポイントごとに徹底解説!

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あざらしくん

シャッターアイランドのあらすじを知りたいです。

このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。

こちらの記事では映画「シャッターアイランド」のあらすじについて解説しています。

記事の内容を見ていただくだけで「シャッターアイランド」をもっと楽しめますよ。

何回見ても面白いです。

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ペン君先生

【シャッターアイランド】のあらすじは?6つの場面に分けて解説する!

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シャッターアイランドのあらすじを以下の項目ごとに解説します。

以下でそれぞれ詳しく解説します。

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ペン君先生

①連邦保安官テディが孤島を訪れる

物語の舞台は、1954年のアメリカ・ボストン沖にある孤島

この島は、精神を患った犯罪者を収容するための隔離施設でした。

四方を海で囲まれ、船の行き来も制限されている閉ざされた島で、シャッターアイランドと呼ばれています。

ある日、アッシュクリフ病院で「レイチェル」という女性患者が失踪し行方不明になる事件が発生

連邦保安官の「テディ」と相棒の「チャック」が、捜査のため孤島を訪れました。

出迎えてくれたのは、警備副隊長の「マクフィアソン」。

島ではたくさんの警備隊が銃を手に厳戒態勢で捜索にあたっていました。

物々しい雰囲気が漂っています。

マクフィアソンから島や病院について説明を受けながら、院長のもとへ向かいます。

失踪した女性患者レイチェルの捜索と病院関係者への事情聴取

テディは、院長である「コーリー」と対面しました。

コーリー院長から話を聞くと、レイチェルは過去に自分の子どもを3人殺害していたことが判明

しかし、レイチェルは子どもがまだ生きていると病的に信じており、この島に送還され治療を受けていました。

その後、レイチェルの部屋の床に隠されていたメモを発見します。

メモには、”4の法則 67は誰?”という走り書き。

レイチェルの人物像や失踪当日の様子について、病院関係者に聴き取りを始めたテディ。

そして、レイチェルの担当医である「シーアン医師」が、レイチェルの失踪と同じタイミングで休暇をとり不在となっていることがわかりました。

テディはレイチェルの失踪とシーアン医師が関係しているのではと疑います。

③孤島に嵐が到来、妻を殺した連続放火犯レディスを調査する

レイチェル失踪の調査を進めている中、島に嵐が到来します。

時折現れる妻の幻覚に悩まされ、また戦争中に体験した悪夢も見るようになるテディ

そんな中、テディは「ミセス・カーンズ」という女性患者から『RUN(逃げろ)』と忠告を受けます。

テディは、この病院にはなにかが隠されているという疑念を強くしました。

テディには、島を訪れた別の目的がありました。

テディには愛する妻がいたのですが、過去に連続放火犯「レディス」によって殺されていたのです。

レディスがC棟に収監されていると、事前の捜査で情報を掴んでいたテディは、秘密裏にレディスを捜し出そうとします。

そして行方不明だったレイチェルが見つかったという報告を受け、彼女と対面を果たします。

④C棟に侵入し、ジョージ・ノイスと名乗る男と話す

嵐による混乱に乗じて、テディはC棟に侵入。

C棟には「ジョージ・ノイス」という男が収監されていました。

テディはジョージをレディスだと思うのですが、以前からの知り合いだとわかります。

ジョージはテディに向かって、『レディスはお前だ』と告げるのでした。

病院の秘密は灯台にあると思いはじめたテディは、相棒のチャックとともに深い森を抜け、灯台へと向かいました。

しかしそんな中、チャックが行方不明に。

チャックを捜していると、灯台の近くの岸壁にある小さな洞窟から、焚火の灯りが漏れているのに気づきます。

テディが洞窟に入ると、本物のレイチェルを発見しました。

レイチェルは、患者ではなくこの病院で働いていた医師でした。

レイチェルから、この島の本当の目的が、ロボトミー手術による人体実験で、島にいる関係者全員がこの事実を知っているのだと知らされます。

⑤テディに突きつけられた衝撃の真実は?

テディは灯台へと向かい、コーリー院長と再会します。

コーリー院長は、テディの本名が「アンドリュー・レディス」であり、この病院の患者であることを告げます。

混乱するテディ。

実は、第二次世界大戦に参加したことでテディは精神を病み、お酒に溺れるようになっていました。

妻の「ドロレス」はうつ病を患い、3人の子どもを自宅のそばにある湖で溺死させてしまいます。

ドロレスを銃で殺してしまったテディの精神状態は、さらに悪化しこの病院に入院することになったのでした。

すべては、現実から逃避するためにテディが作り上げた妄想だったのです。

病院側はそんなテディにロボトミー手術を受けさせようとしますが、コーリー院長とシーアン医師は反対。

テディが繰り返し語る妄想を、あたかも現実のように疑似体験させることで、本来の人格であるレディスを取り戻させようとする新たな治療を実施。

いったんはレディスとしての人格を取り戻し、治療は成功したかと思われました。

⑥ロボトミー手術が決定する日、テディとシーアン医師の最後の会話

晴れた日、穏やかに会話するレディスとシーアン医師。

しかし、レディスは自分を”テディ”だと認識している様子を見せました。

その瞬間、ロボトミー手術を受けることが決定しました。

レディスはシーアン医師に「どっちがマシかな?モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか』と言います。

そして、ロボトミー手術を受けるために歩き出しました。

シーアン医師は、『テディ』と呼びかけますが、返事はありませんでした。

【シャッターアイランド】のあらすじに関するQ&A

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シャッターアイランドのあらすじに関するQ&Aは以下のとおりです。

以下でそれぞれ詳しく解説します。

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ペン君先生

最後の行動はわざとだった?

はい。レディスの最後の行動はわざとだったと考えるのが有力です。

『ここにいると考える。どっちがマシかな?モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか』というセリフがあります。

モンスター:自分がお酒に溺れ、精神病を患っている妻を助けられず、結果的に愛する妻が子どもを殺してしまったこと。

そして妻を殺してしまったこと。

そんな現実を受け入れられずに妄想を作り出し、逃避し続ける生き方。

善人:優秀な連邦保安官テディとして存在する生き方。

このように捉えることができるのではないでしょうか。

そして、善人として死ぬというセリフの”死”とは肉体的な死でなく、ロボトミー手術を受けることで訪れる精神的な死を意味するのでしょう。

最初のおばあさんが逃げてと伝えた意味は?

テディは失踪事件を捜査する中で、患者の一人である「ミセス・カーンズ」という名前のおばあさんと話す機会がありました。

その際、おばあさんは周囲に見つからないように、テディだけに『RUN(逃げて)』というメッセージをノートに書きつけました

ミセス・カーンズはテディがこの病院の患者であることと、このままではロボトミー手術を受けることになるのを知っていて、警告してくれたのかもしれません。

③シャッターアイランドは怖い映画ですか?

サスペンス映画なので、ホラー要素は少ないです。

しかし、物語の序盤から後半に至るまで、不穏で重苦しい雰囲気が続きます。

所々で、血などショッキングなシーンも(PG12)。

精神病院が舞台のため、正常と異常の境目があいまいになり、不安感が強くなっていくのが特徴です。

④シャッターアイランドは実話ですか?

シャッターアイランドは実話ではありません

しかし、原作小説はあります

『シャッターアイランド』はデニス・ルへインによる小説を映画化したもの。

映画の中に、史実を描いているシーンがあるのも注目です。

第二次世界大戦時のユダヤ人強制収容所、ダッハウの虐殺について描写されています。

⑤シャッターアイランドを考察する!

テディの幻覚に現れる、妻ドロレスのシーンについて考察します。

ドロレスは火事によって亡くなったはずなのに、テディの幻覚の中で現れる姿は、水に濡れています。

ドロレスに触れたテディの手からも水が流れています。

これは本当の死因が、放火による焼死ではなく、湖で子どもたちを溺死させた際にドロレスも水に濡れてしまったこと

そして、そのままテディに銃で撃たれて亡くなったことを現わしているのでしょう。

作品の所々には、水と火が象徴的に使われています。

火は、ドロレスが亡くなったのは火事だとテディが作り上げた妄想なので、妄想のイメージ。

反対に水は、子どもたちの死因である溺死やドロレスを殺した際に彼女が水に濡れていたことから、現実のイメージ。

たとえば、テディが作り上げた妄想の人物として、洞窟で出会った本物のレイチェルがいます。

彼女の近くには焚火がありました。

また、連続放火犯のレディスとの対話のシーンでも、レディスがマッチの火を灯していました。

また、テディは水を極端に怖がっています。

それは現実を受け入れたくない、現実逃避をしていたいというテディの心情を現わしているのでしょう。

⑥シャッターアイランドの伏線は?

『シャッターアイランド』は、伏線の多さが話題です。

さりげないシーンにも伏線が隠されており、何度みても新しい発見のある作品

たとえば、島に到着したばかりのテディに、なぜか親しげに接する患者たち。

テディは不思議そうにしていましたが、本当はお互いが患者同士で顔見知りだから、親しげな態度をとっているのです。

また、テディから事情聴取を受けているとき、女性職員がシーアン医師のことを発言するシーンがあります。

その際、女性職員はテディでなく相棒のチャックのほうに視線を向けます。

なぜかというと、チャックは島を訪れた保安官ではなく、この病院で働いているシーアン医師だからなのです。

【シャッターアイランド】の印象に残ったシーン

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物語の終盤、すべての謎が灯台にあると確信したテディが灯台を訪れました

そしてコーリー院長と再会し、コーリー院長に真実を教えられるシーンが印象的です。

これまで一貫してテディの視点で進行していた物語が、180度ひっくり返ります。

驚きを隠せないテディと同様に、視聴者も同じような衝撃を受けることでしょう。

コーリー院長に教えられた真実は、以下にご説明します。

  • テディが患者だったこと
  • テディの本当の名前は「アンドリュー・レディス」だったこと
  • 相棒だと思っていたチャックは、主治医である「シーアン医師」だったこと
  • 妻ドロレスを殺したのはテディだったこと

【シャッターアイランド】のキャストや相関図をネタバレ

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【シックスセンス】のキャストや相関図は以下のとおりです。

  • コール・シアー少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)⇨腕に複数の切り傷を持つ男の子。学校では浮いていて、死人が見える。
  • コールの母リン・シアー(トニー・コレット)⇨離婚して精神的に不安定な状態でコール少年と暮らしていた。コール少年のことが理解できず、手を焼く。
  • 精神科医マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)⇨教会でコールと出会う。少しずつコールの心を開いていく。
  • マルコ厶の妻アンナ・クロウ(オリビア・ウィリアムズ)⇨宝石店で働いている。
  • アンナの新しい恋人ショーン(グレン・フィッツジェラルド)⇨ユーモラスで明るい。
  • キラ・コリンズ(ミーシャ・バートン)⇨コール少年と夜な夜な話をしていた女の子。死後、葬式には多くの人が訪れる。
  • キラの母ミセスコリンズ(アンジェリカ・トーン)⇨キラの食事に床用洗剤を混ぜる。

【シャッターアイランド】の評判や口コミは?

初めてみたときの衝撃が大きいという感想が多いです。

何度みても楽しめるという感想も、ちらほら。

この映画の解釈に正解はありません。

物語に対する解釈が、人それぞれ異なっているところも魅力の映画ではないでしょうか。

【シャッターアイランド】はこんな人におすすめ

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【シャッターアイランド】は以下のような人におすすめです。

  • サスペンス映画が好きな人
  • 伏線の多い映画、どんでん返しのある映画が好きな人
  • 結末の意味を考えたり、物語のその後を想像したりするのが好きな人
  • レオナルド・ディカプリオのファンの人
  • スコセッシ監督の映画が好きな人
  • 精神疾患関連、心の闇がテーマの映画がみたい人

【シャッターアイランド】あらすじのまとめ

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シャッターアイランドのあらすじを解説しました。

シャッターアイランドは伏線が多く、何度も鑑賞することで楽しみ直せる作品でもあります。

名作中の名作と名高い作品なので、是非観てみてくださいね。

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