「ミステリという勿れ」のネタバレについて知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では映画「ミステリという勿れ」のネタバレについて紹介しています。
記事の内容を見ていただくだけで「ミステリという勿れ」を更に楽しむことができますよ。
どんなストーリーなんだろうなあ。
映画「ミステリと言う勿れ」のあらすじをネタバレ
映画「ミステリという勿れ」の大まかなあらすじは以下の通りです。
美術展を見に広島を訪れた「久能整(くのうととのう)」は、ある事件で知り合った青年・「犬堂我路(がろ)」を通して、高校生の「狩集汐路(かりあつまりしおじ)」に出会います。
「バイトしませんか。お金と命がかかっている。マジです。」
そう言って「汐路」は、とあるバイトを「整」に持ちかけました。
こうして「整」は過去には死者まで出たという狩集家の遺産相続をめぐる問題に巻き込まれていきます。
狩集家の祖父が残し、代々顧問弁護士と税理士を務める車坂家、真壁家によって開封された遺言書。
孫である
- 「狩集汐路」
- 「狩集理紀之助(りきのすけ)」
- 「赤峰ゆら(柴咲コウ)」
- 「波々壁新音(ははかべねお)」
の4人にはそれぞれに蔵の鍵が渡され、「あるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」というヒントから謎を解き明かした者が当主になることに。
彼らの親は全員交通事故により命を落としていました。
狩集家の孫たちは謎解きをしながら、自分の親の死と向き合い、一族の真実に迫ることになっていきます。
そしてそんな4人と共に「久能整」も狩集家の謎を解いていくのでした。
映画「ミステリと言う勿れ」の細かいストーリーをネタバレ
ここからは映画「ミステリと言う勿れ」のストーリーについて4つのポイントに分けて解説します。
以下でそれぞれ解説します。
①遺産相続時に人が亡くなるジンクス
狩集家では遺産相続時にもめごとが起こって人が死ぬというジンクスがあり、実際に4人の親が同乗する自動車事故で亡くなっていました。
しかもその事故車は「汐路」の父が運転していたのです。
なんだか理由がありそうなジンクスだね。
②「汐路」が行っていたこと
「整」は4人に問題が起きないよう話し合いを求めますが、誰一人応じません。
「汐路」の蔵では9体の日本人形が見つかりますが、まだ3体足りないことに気付きます。
一方、「新音」の蔵には本物と偽物がペアになった有田焼がありました。
その日から遺産相続候補者たちに危険な事故が起こり始め、ついに「ゆら」が蔵に閉じ込められてしまいます。
「ゆら」の蔵には座敷牢(ざしきろう)があり、「理紀之助」の蔵にはたくさんの血の付いた日本刀がありました。
「汐路」を観察していた整は、これまでの危険な事故は「汐路」が行っていたことを突き止めます。
父の居眠り運転で起こった事故を相続ジンクスによる死であると思い込みたかった「汐路」は、今回もそのように演出することで自己を保っていたのです。
「汐路」のトラウマを理解した候補者たちは彼女を許し、謎解きを協力して行うことを誓いました。
この件を解決した「整」は東京に帰ろうとしますが、その晩に車で轢かれそうになり、狩集家の家族写真を見たことで、ある可能性に気付きます。
何に気づいたんだろう。
③狩集家の過去
「整」は4人の遺産相続候補者と車坂の孫「朝晴」を呼び出し、これまで遺産相続時に亡くなった狩集家の人間が全員「天然パーマ」で「色白」だったことを告げます。
狩集家には稀(まれ)にそういった遺伝を持つ人物が生まれており、全員が不審な死を迎えていました。
「整」はその因果関係を「汐路」の父が調べて記録したUSBの存在を突き止め、狩集家の因縁ある過去が舞台の脚本として書かれていたことを知ります。
その物語は、鬼1匹と従者2人が本当の狩集家の人間を皆殺しにし、家を乗っ取って今の狩集家を築いてきたというものでした。
そして自分たちが乗っ取ったことが明るみに出ないように、鬼の見た目(色白で天然パーマ)をした子孫を殺すという掟を作ります。
その恐ろしい物語に動揺する「汐路」たちでしたが、実際に蔵の地下に人骨が埋まっているのを発見し、それが事実であったこととにさらに驚きます。
物語によれば狩集家には生き残りの少女がおり、鬼はその子孫も殺害するよう従者2人に命令していました。
その従者こそが、表向きには狩集家を支えてきた車坂家と真壁家であり、現代でもその掟を忠実に実行する何者かが色白でパーマである狩集家の人間を殺害していたのです。
④犯人は「朝晴」
再び事件が起きるのではないかという不安の中、掟を守って実際に殺人を行っていたのは「朝晴」だと判明します。
「汐路」の父も彼に睡眠薬を飲まされ事故死したのでした。
彼に好意を寄せていた「汐路」は、自分が利用されていたことと、自責の念でショックを受けてしまいます。
「汐路」の父は舞台で語られた生き残りの少女の行方をUSBメモリに隠していました。
「汐路」たちは「整」の推理でUSBのありかを見つけ、本当の狩集家の子孫である女性に辿り着きます。
ストーンアクセサリーを作るその女性は、「汐路」の父が生前に訪問し、正統な当主として日本人形をもらったことを告白。
さらに鬼の掟を自分たちが終わらせると約束したことを語りました。
そして彼女はそれぞれの親からの依頼で作っていた、子どもたちに合ったパワーストーンのブレスレットを手渡しました。
すべてが終わり、帰路についた「整」。
一方、クルーザーで逃亡を続けている「我路」は「汐路」から事件解決の連絡を受け、満足そうに微笑むのでした。
以上で映画「ミステリという勿れ」は幕を閉じます。
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映画「ミステリと言う勿れ」のネタバレに関するQ&A
「ミステリという勿れ」のネタバレに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①「ミステリというなかれ」映画のネタバレと犯人は?
この映画のネタバレは、狩集家には鬼に乗っ取られたという歴史があり、それを知る車坂家と真壁家の人間が先祖代々人殺しをしてきたということです。
犯人は、そんな恐ろしい伝統を受け継いだ「車坂朝晴」でした。
こわいね。
②「ミステリというなかれ」の映画に気まずいシーンはある?
「ミステリというなかれ」には気まずいシーンはありません。
しいて言うなら、場の空気を読まない「整」の発言に冷や冷やしたり苦笑いするシーンはあるかもしれません。
③「ミステリという勿れ」の映画の相関図は?
「ミステリという勿れ」の相関図は以下の通りです。
久能整・・・主人公の大学生
犬童我路・・・原作やドラマ版のバスジャック事件の犯人
狩集汐路・・・我路の知り合いで、整に助けを求めた女の子
狩集理紀之助(りきのすけ)、波々壁新音(はかべねお)、赤峰(あかみね)ゆら・・・汐路のいとこであり、遺産相続の候補者
車坂朝晴・・・狩集家の顧問弁護士の孫であり、犯人
④「ミステリと言う勿れ」の朝晴とは?
朝晴とは「車坂朝晴」のことであり、狩集家の顧問弁護士の孫です。
汐路の初恋の相手でもありましたが、犯人だったということが明らかになりました。
⑤「ミステリというなかれ」の映画のネタバレに出てくる鬼とは?
「ミステリというなかれ」で出てくる「鬼」とは、弁護士一族の車坂家と真壁家が狩集家の人間を殺害していた理由となった言い伝えのことです。
そもそも狩集家は大昔に、鬼のような見た目(天然パーマで色白)の人間たちによって乗っ取られていました。
その事実を知っていた車坂家と真壁家の人間は、鬼のような見た目の容姿を引き継いで生まれてきた車坂家の人間を見つけると「乗っ取った事実を知られてはならない」と、殺し続けてきたのでした。
⑥「ミステリと言う勿れ」の映画の考察は?
「ミステリと言う勿れ」の考察は以下の通りです。
この映画に出てくる「鬼」というのはおそらく「外国人」のことであり、鎖国時代に日本に入り込んできた西欧系の外国人に対する恐怖が表現されていると考えられます。
純日本人ではない見た目をした「外国人」たちが、日本社会に「日本人」として潜んでおり、それを隠すことを使命だと思っている日本人がいて未だに犯罪を続けている、という複雑で恐ろしいストーリーです。
西欧に対する怯えと、一族の中に外見が違う人間がいてはいけないという差別意識も表した作品だと考えられます。
⑦「ミステリと言う勿れ」の広島編のネタバレは?
「ミステリと言う勿れ」の広島編のネタバレは、主人公の「久能整」が広島出身であるらしいということです。
「整」が広島駅から迷わずに原爆ドームに向かい、路面電車に迷いなく乗る姿や広島焼きをヘラで食べる姿を見て、「汐路」も「整」が広島出身なのではないかと聞いているシーンもありました。
⑧「ミステリと言う勿れ」の映画と原作の違いは?
映画と原作の違いは、久能整のキャラクター像です。
映画では犯人を追い詰めるときに「~ですよね?」とややしつこく説教臭い場面もありますが、原作ではもっと淡々としています。
自分の推理に夢中になって1人で勝手に話している、というのが原作漫画における久能整の特徴です。
映画「ミステリと言う勿れ」のネタバレに関するまとめ
映画「ミステリという勿れ」のネタバレについて解説しました。
簡単にまとめると、以下の通りです。
- 犯人は「車坂朝晴」
- 狩集家が鬼に乗っ取られた歴史を隠すために車坂家は動いていた
- 殺人を使命だと思っていたため「朝晴」に悪意はなかった
なお「ミステリという勿れ」では「久能整」の多くの名言が出てきます。
人間関係や自分の生き方に悩んでいるときに見ると何かヒントを得られるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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