
「君の名は。」の電車のシーンはなにかおかしいのかについて知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では「君の名は。」の電車のシーンはおかしいのか?について解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで「君の名は。」をより深く楽しむことができますよ。
どういうことだろう。

「君の名は。」の電車のシーンはおかしい!

「君の名は。」における電車のシーンというのは、主人公の瀧(たき)と三葉(みつは)が別々の電車に乗っていたにも関わらず、お互いの姿を見つけた場面の事です。
東京という大都会を走る、大大大混雑している電車から、たまたま視線を外に向けたら他人と目が合うなんて、それだけでもちょっと普通ではない展開ですよね。
全く関係ない他人同士ですらちょっとだけドキッとする現象ですが、瀧と三葉のように「ムスビ」があった2人ならますます体に電撃が走った事でしょう。
さらにおかしいと思われがちなのが、お互いを見つけた直後に2人が降りた駅です。
作中では三葉はJR千駄ヶ谷(せんだがや)駅で、瀧はどうやらJR新宿駅で降りたという描写があります。
結末を知ったファンからは、瀧が降りるのはJR四ツ谷駅が自然だったんじゃないかと言われています。
つまり、瀧が降りた駅に違和感があると感じた方が多く、その点が「君の名は。」において電車のシーンがおかしいと言われる理由の1つなのです。
それではこの件についても含めて、電車のシーンについて、次章からさらに詳しくひも解いていきましょう。
「君の名は。」おかしいと言われる電車シーンで2人が乗っていたのは何線?

まず、駅について考える前に、2人が乗っていた電車の路線について以下の2つのポイントに分けて解説します。
ただしあくまでも考察ですので、完全に正確かどうかに関しては保証しかねますのでどうかご容赦(ようしゃ)ください。
①三葉は総武線
電車のシーンにおいて、三葉はJR総武線に乗っていたと考えられます。
というのも、三葉が降りたJR千駄ヶ谷駅というのは、あの区間では各駅停車しか停まらない駅だからです。
おそらく三葉は、千駄ヶ谷から信濃町(しなのまち)間で、瀧が乗っていた電車に遭遇(そうぐう)し、千駄ヶ谷駅で降りることを決めたのでしょう。
三葉がJR総武線に乗っていたと仮定すると、物語の展開とのつじつまが合いやすいのです。
②瀧は中央線の快速
一方、瀧は中央本線の快速に乗車していたと考えられます。
快速には通勤快速などさまざまな種類がありますが、どちらにせよ瀧の自宅の最寄り駅である四ッ谷駅は、快速が停まる駅です。
そして中央本線の快速の四ッ谷駅の次の停車駅は、JR新宿駅です。
こう考えると瀧は四ッ谷駅から乗っている最中に三葉と目が合い慌てて新宿駅で降りた、という自然な流れができあがりますね。
「君の名は。」の電車が並んで走っていたのはおかしい?

「君の名は。」の電車のシーンにおいて、仮に三葉がJR総武線、瀧がJR中央本線に乗っていたとしましょう。
作中で2つの車両が並んで走っていましたが、実際の総武線と中央本線はたまにしかそういう状況になりません。
この点が一部の観客から、電車のシーンがおかしいと思われるポイントでもありました。
ちなみに作中で並んで走っていたのはつかの間で、実はそのシーンでは2人が乗っていた電車に割り込む形で、もう1本の電車が入ってきたのです。
その電車が千葉方面行の総武線だった、と考えると、実際の総武線と中央本線の電車の動きとしてありえてきます。
かなり細かい話になりますし、電車の事を考えるのが苦手な方にとってはちんぷんかんぷんでしょう。
とにかく東京都心のあたりで「君の名は。」のあの電車の動きをする可能性が高いのは総武線と中央本線快速だ、と覚えておくといいですね。
あくまで「君の名は。」はフィクションでありアニメーションなので、あまり気にせずざっくりととらえた方が楽しめるかもしれません。
「君の名は。」おかしい電車のシーンを再現しようとする人たち

この作品における電車のシーンは、ラストの感動的な結末に向けての重要なスタートとなる場面でした。
それゆえに、多くのファンの方が「本当にあんなことあり得るのか?」と疑問を持ち、実践しているようです。
瀧と三葉になりきって、一方はJR中央本線の快速、もう片方はJR総武線に乗りこみなんとか再現してみようとする動画がYoutube上にいくつかあがっています。
成功した、という証拠動画をアップできている方はいないようなので、やはり現実世界ではほぼありえないことだったのだとわかりますね。
ちなみに2人が電車であのようにお互いを認識しあった件について確率で表した人もいます。
この記事の中のQ&Aにてご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なお、電車のシーンを「2人がすれ違った」と覚えている方が多いようですが、こまかくいうと「同じ方向へ進む、別の電車の中から目が合った」が正しいかもしれません。
気になった方は是非もう1度作品を見てみてください。
「君の名は。」おかしい電車のシーンは見知らぬ人となら再現可能

「君の名は。」のように特定の誰かと目が合う確率はかなり低いですが、なんとなく外を見ていたら目が合ってしまうことは多くあるようです。
証拠となる動画のリンクも含めて、以下2つのポイントに分けてご紹介します。
以下でそれぞれ紹介するでね。

①電車が並走する瞬間をとらえた動画
瀧が乗っていたJR中央本線の快速と、三葉が乗っていたJR総武線がちょうど並んで走る映像がYouTubeにアップされています。
「君の名は。」はアニメーション映画ですが、実写化した場合のイメージが湧くかもしれませんね。
電車に乗る際に「君の名は。」を思い出しながら窓の外を眺めてみる、というのも楽しいでしょう。
偶然誰かと目が合った瞬間の心の刺激を味わいつつ、改めて作品を見返してみるというのも、良い時間の使い方かもしれませんよ。
目を合わせたい人と目が合うといいよね。

②過去の知り合いと目が合ったなら
瀧と三葉のように、初対面ではなく過去に知り合ったことのある人と同じ状況で目が合ったとしたら、それは運命と呼べるでしょう。
頭の中で「前前前世から僕は~」が流れてきても、それは不思議ではありません。
作品の中で、瀧も三葉と再会するために相当がんばりましたから、特定の誰かを想い続けて電車に乗るというのもいいかもしれませんね。
どちらにせよ、JR中央本線の快速とJR総武線がロマンチックな電車になったのは「君の名は。」のおかげといえるでしょう。
縁結びの電車、になっていきそうだよね。

「君の名は。」の電車のシーンがおかしいと思う人たちを考察

それではここからは「君の名は。」の電車のシーンがおかしいと感じる人たちについて考察します。
どうしておかしいと感じてしまうのか、以下の2つのポイントに分けて紹介します。
①その電車に乗ったことがない
この作品の電車のシーンに疑問を感じた人の中には、JR中央本線の快速とJR総武線に乗ったことがない人もいるようです。
普段東京に住んでいて当たり前のようにそれらの電車に乗っている人からすると、瀧と三葉が目が合ったシーンにそこまで驚かなかったかもしれませんね。
また、実際のスピード感を知らない観客の方の中には、瀧も三葉も動体視力(どうたいしりょく)が高いんだなと感じた人もいるようです。
どちらにせよ、あの電車になじみがない人たちが違和感を覚えたようですね。
そんなにスピードが速くない瞬間があるってことだね。

②ロマンチックな出来事を受け入れづらい
瀧と三葉の2人が電車から目が合うというシーンは、この作品においてかなりロマンチックな場面の1つです。
こういうシーンを目の当たりにして電車の速度や実現可能性について考え始めてしまう人は、おそらく無意識のうちにロマンチックな出来事を頭が受け入れないようにしているかもしれません。
恋をする、もしくは恋する気持ちを持続(じぞく)させる上では、あまり物理的なことは考えない方がよさそうです。
もう1度ロマンチックな気分で「君の名は。」を見直してみるのも、もしかしたら、いいかもしれませんよ。
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「君の名は。」電車はおかしい?に関するQ&A

「君の名は。」の電車はおかしい?に関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。

①「君の名は。」にでてくる電車は岐阜にあるの?
この作品に出てくる電車は岐阜にもあります。
岐阜県のJR高山本線「飛騨古川駅」に関するシーンで出てきますので、作品も現地もぜひ両方ともチェックしてみてくださいね。
②「君の名は」の聖地は?
この作品の聖地は、岐阜県や長野県、東京都に多いとされています。
今回ご紹介した湖の他にもラーメン屋さんや神社などたくさんありますので、詳しくは是非こちらの記事をごらんください。
⇩「君の名は。」の聖地については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
③「君の名は。」では四谷がなぜ重要スポットだったの?
「君の名は。」の中で四谷は、主人公の1人である瀧の自宅の最寄り駅だったからです。
この作品では、東京都の四谷に住む男子高校生、と長野県の田舎町に住む女子高校生、という対比が重要でした。
④「君の名は。」の電車でのあのすれ違いの確率は?
「君の名は。」において別々の電車に乗っていた2人がたまたますれ違ったあのシーンを確率であらわすと、352杼(じょ)9208垓(がい)2022京1946兆分の1となります。
これは、26桁(けた)の秘密の番号を一発で当てるよりも、さらに3.5倍も困難な確率と言われていますので驚きですよね。
⑤「君の名は。」に出てくる階段とは?
階段とは、2人が最後に再会した、須賀神社の階段のことです。
映画の予告ポスターにも使われている名場面であり、聖地巡礼の重要スポットとしてファンの間では大人気ですよ。
「君の名は。」に出てくる階段については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
「君の名は。」階段の場所はどこ?シーンや行き方についても解説する!
⑥「君の名は。」の最後で2人はなぜ会えたの?
なぜ瀧と三葉が会えたのかというと、2人の間に「ムスビ」があったからです。
別の言い方をすると「縁」です。
さらにとらえ方を変えると、会いたい人と会うことを強く願い、諦めずに行動したことが、結果として2人を強く結びつけたのでしょう。
⑦「君の名は。」のすれ違うシーンとは?
すれ違うシーンとは、映画のラストで主人公2人が再会する場面のことです。
その他にも何回かすれ違うシーンは確かにありますが、一番大事なのは最後の階段でのシーンですね。
⑧「君の名は。」での歩道橋でのすれ違いとは?
歩道橋でのすれ違いとは、主人公2人が大人になったあとに東京都の新宿にある歩道橋ですれ違ったシーンのことをいいます。
円形交差点近くにありますので、聖地巡礼に出かけてみるのも楽しそうですね。
映画「君の名は。」の電車のシーンはおかしいの?に関するまとめ

映画「君の名は。」の電車のシーンはおかしいの?という件についてご紹介しました。
簡単にまとめると、以下の通りです。
- 2人が別の電車から目が合う確率はかなり低い
- おそらくJR総武線とJR中央本線快速に乗っていた
「君の名は。」の電車のシーンは、JR総武線や中央本線の快速に乗り慣れていあない人からするとちょっと違和感があったようです。
実際に電車に乗りながら、見える景色を確認するのも面白いかもしれません。これを機に、作品も改めてぜひ見てみてくださいね。
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⇩「君の名は。」のあらすじは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。