
「君の名は。」の彗星が落ちたあとってどうなったの?
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では「君の名は。」の彗星の落下シーンやその後の展開について紹介しています。
記事の内容を見ていただくだけで「君の名は。」をより深く楽しむことができますよ。
瀧(たき)と三葉(みつは)は大丈夫だったのかなあ。

「君の名は。」のティアマト彗星が落下したシーンについて

「君の名は。」の彗星が落下したシーンについて解説します。
まず、事前にそのことを知っていた三葉は、町長である自分の父親・俊樹(としき)に直接危険を知らせに行きました。
映画本編の中では、その直後に彗星落下のシーンとなったため、観ていた方の中には「え?住民避難は結局間に合わなかったの?」と感じた方もいたかもしれません。
ちなみに彗星の名前は「ティアマト」彗星です。
ティアマトのモデルや意味はメソポタミア神話に登場する蛇身の女神の名前から取ったのではないかとされていますが、本当のところは公式も言及していません。
「君の名は。」のティアマト彗星が落下したシーン後の展開は?

「君の名は。」で彗星が落下した後、本編は8年後の世界にうつります。
そこでは糸守(いともり)町の住民全員が避難できたことになっていました。
三葉が、町長であり父親である俊樹をどう説得したのかに関しては詳しくは描かれていませんが、展開としてはとにかく被災者は出なかったという点が重要です。
「君の名は。」の彗星落下シーン前にどうやって住民を避難させたのか?

ここからは、三葉とその父親である俊樹がどうやって住民を助けたのかについて解説していきます。
「彗星が落ちて大変なことになる!」と必死で父親に訴えた三葉。
その表情や真剣なまなざし、そして緊迫感を感じ取り、俊樹は最終的には三葉の言うことを受け入れました。
もし間違いだったとしたら住民に大きな迷惑をかけることになりますが、万が一のことを考えて俊樹は住民を避難させることを決めたのです。
以下ではは漫画版「君の名は。」で描かれた住民避難の様子を、簡単に3つのポイントに分けてご紹介します。
①避難指示放送
映画本編における変電所爆破の停電時、町役場の中の時計はPM6:45位でした。
その停電直後から早耶香(さやか)による「避難指示放送」は開始されており、人々はゆっくりながらも避難を開始していました。
②地元の消防団らの支援
避難指示放送が停止されたのは、町役場の中の時計ではPM8:13位です。
避難をそこそこ終えた住民もいたでしょうし、避難の準備を整えていた人々もいたでしょう。とにかく住民たちの心構えはできていたはずです。
さらに、勅使河原が(てしがわら)が指摘していたように、地元の消防団らの支援があったおかげで大勢の人々が避難することができました。
③避難指示の結末
そして小説版などによると、彗星落下時刻はPM8:42です。
三葉が町長室に駆け込んで、父親の俊樹を説得する時間も考えると、実際の避難時間は極めて少なく、現実的では無かったかも知れませんね。
しかし後の瀧の回想では、週刊誌などで約1時間前に「避難訓練」は決断されていたことになっていました。
これらのことから、早耶香による「避難指示放送」も町長の俊樹による避難指示の1つとして組み込まれていた可能性も高いですよね。
「君の名は。」彗星落下シーン前の避難誘導から学べること

ここからは映画「君の名は。」における彗星落下シーンについて2つのポイントに分けて勝手に記します。
以下でそれぞれ解説します。

①予想できない災害時に自分はどう動くか
もし現実に三葉のような女の子がいたら、みなさんはどう思いますか?
町はお祭りムードで浮かれており、住民たちもワクワクしている時期。
そんな時に「彗星が落ちてくるから逃げて!!」と必死な形相でいわれたとしたら。
あなたはその女の子を信じることができるでしょうか?
「いや、祭りの方が楽しみだし・・・どうせ死ぬなら大勢の人の中で死ぬわ」と考えるのか「まだ生きていたいから念のためこの子の言う通り避難しよう」もしくは「人間同士の空間を広くとることを意識して、混乱を避けるために自分から動こう」と考えるのか。
はたまた「だったら最後にあの人に会いに行こう」と思うのか。
人それぞれだとは思いますが、そんなことを考えさせるシーンでもありますよね。
東日本大震災から着想をえた作品だからね。

②俊樹の立場だったら
では、今度は町長の俊樹の立場になって考えてみましょう。
自分の指示1つで大勢の住民に影響を与えてしまう俊樹。
いくら娘が言うことだからといって2つ返事で何でも聞くわけにはいかなかったでしょう。
とはいえ、もしそれが本当だったら・・・
お祭りによる住民たちのポジティブな雰囲気を壊してでも「命」を優先させた俊樹。
こんな町長がいたら、住民も安心して暮らせそうですよね。
お祭りのたびに彗星落下されたらつまんないけどね。

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「君の名は。」の彗星落下シーンに関するQ&A

「君の名は。」の彗星落下シーンに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。

①「君の名は。」の彗星落下のシーンの曲名は?
「前前前世(ぜんぜんぜんせ)から僕は~」という歌詞のある、あの曲です。
そう、RADWIMPS(ラッドウィンプス)さんの「前前前世」ですね。
他にも「スパークル」や「夢灯籠」「なんでもないや」なども使われています。
さわやかですねえ。

②「君の名は。」に出てくる彗星や隕石はおかしいの?
「君の名は。」に出てくる彗星の軌道がおかしいという話が出ています。
本編の中のテレビ解説では、ティアマト彗星は太陽の手前で折り返してしまっています。
これだとこの彗星は1200年に一度地球にやってくるという設定と矛盾してしまうのです。
ティアマト彗星が実在するのであれば、本来は地球を超えて太陽まで進み、引き返してこないといけないのです。
このような点から、ティアマト彗星や隕石はおかしいといわれています。
ただし、2017年に発売された「君の名は。」のDVDではこの点は修正されていますのでご安心ください。
③「君の名は。」の隕石が落ちた日は?
隕石が落ちた日は、2013年10月4日(金)20時42分です。
④ティアマト彗星の大きさは?
ティアマト彗星の大きさは、はっきりとは描写されていませんが、直径約40kmと言われています。
糸守町に落下したのは破片なのでもっと小さいと推測されます。
映画「君の名は。」の彗星落下シーンに関するまとめ

映画「君の名は。」の彗星落下シーンついて解説しました。
簡単にまとめると、以下の通りです。
- 作品に出てくる彗星のモデルとなったのは「ティアマト彗星」
- 彗星が落下しても人類が助かるすべは意外とある
- 天災に負けず一致団結しよう
映画「君の名は。」をもう一度見て楽しもう。
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