アルマゲドンのラストシーンについて知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では映画「アルマゲドン」のラストシーンについて解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで「アルマゲドン」がさらに楽しめますよ。
どんなラストシーンなんだろう。
アルマゲドンのラストシーンのセリフ
映画「アルマゲドン」のラストシーンは、宇宙から無事に帰還したAJと主人公ハリーの娘グレースの結婚式でした。
美しい2人が永遠の愛を誓い合った背景には、宇宙で殉職した作業員たちの遺影が飾られていました。
そこにはもちろんグレースの父ハリーの写真もあったのです。
娘の婚約者であるAJの身代わりになって宇宙に残ったハリーの、「幸せになってほしい」という娘グレースへの想いが見事に実現したシーンでした!
父の分も幸せになることを誓ったんですね。
アルマゲドンのラストシーンを5つに分けて解説!
アルマゲドンのラストシーンについて以下の項目ごとに解説します。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①小惑星に核爆弾を設置
映画のラストでようやく小惑星に核爆弾を設置したメンバーたちは、一度は喜びます。
しかし作業中に襲われた隕石流の影響で、リモコンによる遠隔爆破ができなくなってしまったのでした。
任務を遂行するためには誰か一人が残って直接起爆する必要が出てきてしまいます。
②AJの身代わりになることを選んだハリー
くじ引きの結果、AJが残ることになりました。
しかしハリーは自ら身代わりになり、AJに「娘を頼む」と愛娘グレースの将来を託したのでした。
その際、ハリーは実はAJのことを認めていたことを伝え、最後に2人は和解して永遠の別れとなりました。
③地球に帰るメンバーを1人見送るハリー
AJの代わりに小惑星に残ったハリーは、1人でスペースシャトルを見送ります。
その後起爆装置を起動させ、ハリーとともに小惑星は爆発しました。
ハリーの犠牲によって地球が救われた瞬間でした。
④帰還したメンバーに大統領からプレゼント
一方、スペースシャトルに乗ってて地球に帰還したメンバーを待っていたのは、なんと大統領でした。
大統領はメンバーに対して「生涯税金免除」という特別なプレゼントを贈りました。
それを聞いたメンバーたちは大喜びしたのです。
確かに税金を一切払わなくて済んだらかなりうれしいですよね!
⑤AJとグレースの結婚式のシーンでハッピーエンド
そしてAJとグレースの結婚式のシーンで物語は終わります。
エアロスミスの「ミス・ア・シング」が流れる感動的な結末となりました。
リブ・タイラー演じるグレースの花嫁姿がとても美しい、素晴らしいラストシーンです。
アルマゲドンのラストシーンに関するQ&A
アルマゲドンのラストシーンに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①アルマゲドンの最後のハリーのセリフは?
ハリーの最後のセリフは「We win!Gracie!」(勝ったぞ、グレース!)です。
小惑星を爆発させるために残ったハリーが、自らの命をかけて核爆弾のスイッチを押すときに放った最期の言葉です。
「地球が救われる」という確信と娘グレースへの愛にあふれた名言ですね。
②アルマゲドンのハリーは死亡したの?
ラストシーンでも遺影が飾られていましたし、ハリーは小惑星を爆発させたときに死亡したと考えられます。
自分の命を懸けて、大事な娘の将来を守ったんですね。
③映画「アルマゲドン」はひどいの?
科学的に間違っているシーンが多いため、そういう意味ではひどいと言われています。
ただ、科学的な観点を一旦おいておいてストーリーだけに着目すると、感動的な名作だとも言えますよ。
実際、間違いだとわかっていても最後に泣いてしまう方が多くいる、そんな作品です。
⇩アルマゲドンがひどいことに関しては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
④アルマゲドンの帰還シーンは?
宇宙からの帰還シーンでは、生き残った7名がスペースシャトルから降りてきます。
待ち構えていたグレースとAJがお互いに駆け寄って抱きしめあうシーンは感動的ですよね。
皆が拍手して、地球は救われたんだと実感できるシーンです。
⑤アルマゲドンは実話なの?
アルマゲドンは完全フィクションです。
原作となっているものがあるとすれば「ノストラダムスの大予言」だといえますが、これもフィクションです。
⑥アルマゲドンの隕石とは?
アルマゲドンの中で出てきた隕石のサイズは、直径17m程度でした。
作中では、上空で隕石が爆発し、その衝撃波で約300k㎡の建物の窓ガラスを破壊するなど、1,600人以上がけがをしました。
その被害総額は30億円以上とも考えられています。
アルマゲドンのラストシーンに登場しなかった人物
感動的でハッピーなラストシーンですが、実は登場しなかった人物がいるんです。
それが、ビリー・ボブ・ソーントン演じるNASA総指揮官トルーマンです。
ブルース・ウィルスにつぐ準主役級のトルーマンでしたが、結婚式のシーンではなぜか見当たりません。
ビリーさんのスケジュールの都合でラストシーンの撮影に参加できなかったのか、製作者側ともめたのかは定かではありませんが、少し残念ですよね。
アルマゲドンのラストシーン以外のリアルな描写
作中でおかしくなったロックハウンドをダクトテープでグルグル巻きにする場面があります。
実は、実際のNASAのミッションでも危険を及ぼすようなクルーは、ダクトテープで拘束するというルールがあるんです。
科学的信ぴょう性が薄いといわれるアルマゲドンですが、ここは数少ないリアルな描写ですので是非チェックしてみてくださいね。
アルマゲドンのラストシーンでベン・アフレック演じるAJの歯
2人の美しい男女が描かれたラストシーン。
花婿のAJの白い歯が輝いていますよね。
実はマイケル・ベイ監督は、映画「アルマゲドン」のためにAJ役のベン・アフレックに歯の審美治療を命じていたんです。
ベイ監督によると、アフレックは丸1週間、1日8時間歯医者に通い、2万ドル(約270万円)をかけて治療に臨んだといいます。
あの美しさにはこんな苦労があったとは、驚きですよね!
アルマゲドンのラストシーンはベン・アフレックのおかげ
映画「アルマゲドン」ではより映像的なリアリティを追求するため、NASAの強力なバックアップのもと撮影が行われました。
実はこれは監督のマイケル・ベイにベン・アフレックが、最初から飛行士になるトレーニングをNASAに協力してもらった方が早いのでは、という提案をしたから実現したのです。
役作りのために審美歯科に通ったり、NASAに協力させたり、ベン・アフレックが映画「アルマゲドン」にどれほど思い入れがあったかよくわかりますよね。
アルマゲドンのラストシーンは「ディープインパクト」と違う
映画「アルマゲドン」は、公開する数年前の1996年に公開されたパニックムービー『ツイスター』がヒットし、それにならって製作が決定しました。
そのため同じ様な経緯で製作が決定し、さらに公開が「アルマゲドン」より数ヶ月だけ早い「ディープ・インパクト」とは、その内容も似通っていることもあり、お互いにライバル視していたのです。
そしてアメリカ公開2ヶ月前の1998年5月、「アルマゲドン」製作サイドのウォルトディズニースタジオはテレビによる宣伝効果を上げるため、なんと300万ドルの追加予算を計上しました。
ライバル「ディープ・インパクト」に対して差をつけようとしたのですね。
これによってド派手な映像が実現したのです。
⇩アルマゲドンとディープインパクトの違いは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
アルマゲドンとディープインパクトの違いは?どっちがおすすめかを解説する!
アルマゲドンのラストシーンに関する評判や口コミは?
トイレてアルマゲドンラストシーンみて泣いてしまって出れない!
— 裏MA〜DA拳 (@byakuya24222) March 20, 2014
「アルマゲドン」のラストシーンに関するつぶやきを投稿している人もいます。
ラストシーンを観ると泣いてしまう!という方が多いようです。
アルマゲドンのラストシーンには関係ないけれど・・・
余談ですが、マイケル・ベイ監督とブルース・ウィルスが不仲だという噂があるのをご存じですか?
この映画の撮影中に、監督のマイケル・ベイは「ブルース・ウィルスに言いたいことリスト」を書く様に他の出演者に要求したそうなんです。
この撮影の後、ブルース・ウィルスは、マイケル・ベイ監督の演出に「口出しはしないが、今後一切仕事を共にするつもりは無い」と話しています。
作品は感動的なのに、少し残念な話ですね。
アルマゲドンのラストシーンまとめ
アルマゲドンのラストシーンについて解説しました。
最後に簡単にまとめると、以下の通りです。
- AJとグレースの結婚式でハッピーエンド
- 主人公ハリーは死んでしまう
- AJの歯の美しさはベン・アフレックが審美歯科に通ったから
- NASA総指揮官のトルーマンは登場しない
- マイケル・ベイ監督とブルース・ウィルスは不仲
以上、アルマゲドンのラストシーンについての解説でした。
1度観た方も、もう一度「アルマゲドン」のラストに注目して観てみるのはいかがでしょうか?