スラムダンクを考察してほしいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではスラムダンクを考察しています。
記事の内容を見ていただくだけでスラムダンクを更に楽しむことができますよ。
徹底的に考察します。
スラムダンクの考察3選!なぜ人気なのかも解説する
スラムダンクはなぜ人気なのか?考察を3つ解説します。
以下でそれぞれ解説します。
①魅力的なキャラクター
漫画スラムダンクでは主人公の「桜木花道」をはじめとして、個性豊かなキャラクターが多く登場します。
湘北高校のメンバーだけでなく、ライバル校の登場人物たちの人気も高いことも漫画スラムダンクの大きな特徴です。
- 湘北高校の人気メンバー
- 特に「流川」や「三井」の人気はすさまじいものでした。
天才としてスーパープレイを見せる「流川」はクールなキャラの絶対的エースなので作中でも親衛隊(しんえいたい)ができるほどでした。
それに対し「三井」は一度バスケを辞めて不良になったものの泣きながら戻ってきたという人間味あふれるキャラクターで、読者の心をつかんだようですね。
※親衛隊・・・特定の人物を応援するグループのこと
- 他校の人気メンバー
- あの「流川」がどうしてもかなわなかった山王(さんのう)工業高校の「沢北」や、「桜木花道」に期待して陰ながら応援していた陵南(りょうなん)高校の「仙道」など、湘北高校のメンバーと縁の深い登場人物の人気もかなり高かったようです。
キャラクター層が厚いことが人気の秘訣(ひけつ)ですね。
原作者の井上雄彦先生の考え方
ストーリーよりもキャラクターの良さを引き出すことを優先しているという井上先生。
その証拠に、本来はバスケ部に入部予定ではなかった「三井」を加入させて全体的なストーリーの大幅変更を行いました。
最初に決めたストーリーをなぞっていくのではなく、描きながらどんどんキャラクターの魅力を引き出していくという手法が、スラムダンクをここまで大きく成長させたのかもしれませんね。
②ギャグ路線から成長物語へ
漫画スラムダンクは当初、ギャグ要素が強い作品でした。
特に「桜木花道」を中心とする花道軍団たちのやり取りは読者を笑わせるものが多いです。
しかしだんだん「桜木花道」がバスケットボールを通して成長していく姿が物語の中心となっていき、笑えるだけでなく胸が熱くなるような青春漫画へと変わっていったのです。
- 「バスケット選手になっちまったのさ・・・」
- これは、花道軍団の「水戸洋平」の一言です。
馬鹿ばかりやっていた「桜木花道」がバスケットボールプレイヤーとして立派なスポーツマンになっていく姿を表す名言として有名です。
チームメイトの「流川」からイラっとすることを言われても怒りを抑えて耐えた「桜木花道」を見て「水戸洋平」は「花道」の人間的な成長を感じたのでした。
ストーリー展開のうまさ
漫画スラムダンクはギャグ要素の多いとっつきやすいストーリーで始まったことで、バスケをあまり知らない読者にもその魅力が広く伝わったようです。
そして作中に少しずつバスケのルール解説を入れていくことで理解度を高め「桜木花道」と一緒に読者もバスケットボールにいつのまにかのめりこんでいく、という流れができたのです。
読んでる側も一緒にバスケットボールの世界にハマっていくんだね。
③インターハイ優勝校の謎
漫画スラムダンクを考察するうえでかかせないのが、その終わり方です。
優勝候補ナンバーワンだった山王工業高校との試合がクライマックスとして描かれましたが、「桜木花道」がいる湘北高校がドラマチックな展開で勝利した後の大会全体の詳細はあまりはっきりしませんでした。
- 海南大付属が全国2位
- インターハイ優勝校は描かれていませんが、湘北高校と同じく神奈川代表として出場した海南大付属(かいなんだいふぞく)高校が全国2位になったことは作中で明らかになっています。
- 名朋工業が優勝校?
- 漫画スラムダンクの連載終了後、読者の間では名朋(めいほう)工業が優勝したのではないかという考察がされていました。
しかし2017年のインタビューにおいて井上先生がこの説ははっきりと否定しています。
盛り上がる考察
井上先生が「一応、僕の中には(答えが)あって、優勝したチームは描かれていない」と語ったことによって、優勝校に関する考察はさらに盛り上がりました。あえてはっきりと描かないことで読者に想像の余地を残して、連載終了後もいつまでもストーリーが広がっていったのです。
読者の中ではスラムダンクはいつまでも終わらないんだね。
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スラムダンクの伏線に関するQ&A
スラムダンクの考察に関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①映画版スラムダンクの伏線回収は?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の中で一番目立つ伏線は「宮城リョータ」がつけていた「赤いリストバンド」でした。
これは「宮城リョータ」の兄の「ソータ」がつけていたものだと作中で判明しました。
リョータは兄の想いを背負ってプレイしていたんだね。
②スラムダンク映画はひどい?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」 は、原作漫画の熱狂的なファンの一部の方からは「ひどい」といわれています。
ただ、映画自体のレベルが低いわけではなく、原作を愛しすぎているがゆえに少しの違和感も許せない方が多かったようですね。
③スラムダンクの映画の考察は?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」においては「宮城リョータ」が主役として描かれており、彼のバスケに対する向き合い方が丁寧に描かれています。
単純に熱中したというだけでなく、兄への憧れ、と同時に兄の代わりとして扱われることへの不満のはけ口、それらを乗り越えた後に見つけた「自分のバスケ」など、バスケを通して宮城リョータの精神面は変化していきました。
スラムダンクの映画では、バスケットボールが大好きな等身大の高校生を描きたかったのではないかと考えられます。
④スラムダンクの映画はなぜファーストとつくの?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」では原作にはなかったストーリーが多く描かれました。
「ファースト」は日本語で「はじめての」と訳せるので、これまで誰も見たことのなかった「はじめてのスラムダンク」という意味でつけられています。
⑤スラムダンクの映画のこれじゃない感とは?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」がハマらなかった人の多くは、そもそも絵のタッチが気に入らなかったようです。
原作漫画の画風に慣れてしまった人にとっては「これじゃない」感が強かったようですね。
⑥ファーストスラムダンク考察を教えて
「ファーストスラムダンク」では兄の「ソータ」と、チームメイトの「三井」の存在が「宮城リョータ」にとってかなり大きいものとなっています。
ただし「ソータ」はいなくなってしまいましたが「三井」はいなくならななかった、という点が違います。
兄を失った喪失感を「三井」が埋めてくれたとも考えられますね。
⑦スラムダンク映画のラスト無音の意味とは?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」におけるラスト2分間ほどの無音演出は、原作を忠実に再現したものです。
原作でも最後の方は全くセリフがありませんでしたので、気になる方は改めてチェックしてみてくださいね。
スラムダンクの考察についてのまとめ
スラムダンクの考察について解説しました。
最後に簡単にまとめると、以下の通りです。
- 魅力的なキャラクター
- ギャグ路線から成長物語へ
- インターハイ優勝校を読者に想像させる
原作漫画を読んだうえで映画を見るとさらに楽しめますよ。
考察についても知った上で、全作品をじっくり見てみてはいかがでしょうか?
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