スラムダンクの小ネタについて知りたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではスラムダンクの小ネタについて解説しています。
記事の内容を見ていただくだけでスラムダンクを更に楽しむことができますよ。
さまざまな小ネタをご紹介します。
スラムダンクの小ネタ7選
スラムダンクの小ネタについてご紹介します。
以下でそれぞれ解説します。
①沢北に影響された田臥(たぶせ)選手
スラムダンクの中でも飛びぬけて天才的なプレーを見せていた「沢北」。
NBAで活躍するプロバスケットボール選手の田臥(たぶせ)選手は、この「沢北」に大きく影響された人生だったそうです。
以下、ポイントに分けて解説します。
- 山王(さんのう)工業高校のモデルとなった能代(のしろ)工業高校に入学
- 能代工業は、スラムダンクの中でも「バスケットに興味のある者ならその名を知らない者はない」と言われた、全国一の強豪(きょうごう)校です。
作中において、ユニフォームも現実のものと同じように描かれました。
田臥選手の高校生活とスラムダンクの連載時期がまさに重なっており、まるで自分の人生と漫画がリンクしているかのように感じていたそうです。
- 下宿先でむさぼり読んだスラムダンク
- 田臥選手は高校時代、ジャンプに連載されていたスラムダンクを食い入るように読んでいたそうです。
本人のコメントはこちらです。
「下宿の1年生にジャンプを購入してくる当番がいたんですが、3年生から先に読んで、だんだん下級生に降りてくるんで、なかなか読めない(笑)。」
立ち読みするようなコンビニもない田舎ですから、部員以外の生徒に頼み込んでました。待ち遠しくて、必死でしたよ」
- アメリカ行きの後押しになった「沢北」の渡米
- 「沢北」はマンガの中で「高校を中退して留学するつもりだ」と語りました。
それを読んだ田臥選手は、自分自身も8歳からアメリカに対して強く憧れていたこともあり「そういう選択肢もあるのか」と、自分のアメリカ行きも強く意識し始めたそうです。
まさにリアル「沢北」になろうとしていたんですね。
②「ナガノミツル」というキャラクター
スラムダンクには「ナガノミツル」という登場人物がいます。
漢字だと「永野満」で、 翔陽高校のスタメンです。
実はこのキャラクターは、原作者の井上先生の別のバスケットボール漫画「リアル」にも出てくるのです。
「リアル」では「長野満」という漢字表記で登場しますので、一応違う人物であるという設定ではありますが、顔もかなり似ています。
それぞれの世界の「ナガノミツル」がどんな性格なのか読み比べるのも面白いかもしれませんね。
「リアル」は障がい者バスケをテーマにした作品だね。
③「桜木」はインターハイ出場の最年少記録を作った
主人公の「桜木」の誕生日は、4月1日です。
これは学年で一番早い誕生日ですね。
そして「桜木」は高校1年生の夏にインターハイに出場しているため、誕生日から考えると自動的に「最年少」という扱いになるのです。
ちなみに「桜木」の誕生日は読売ジャイアンツの桑田真澄選手と同じです。
これは原作者の井上先生がジャイアンツファンだからだそうです。
バスケだけじゃなくて野球も好きなんだね。
④アンザイフライドチキンという看板
スラムダンクでは、背景の細かいところに原作者の井上先生の遊びがきいた看板や広告が散りばめられています。
たとえば、湘北高校VS翔陽高校の試合中に翔陽の「長谷川」が街中で「三井」と会ったことを思い出すシーンでは、怒鳴る「三井」の左後ろの看板に「アンザイフライドチキン」とかかれていました。
フライドチキンと言えばケンタッキーですが、創設者のカーネルサンダースと「安西監督」は確かに似ていますよね。
看板の文字はとても細かいですが、1度気付くと、くすっとしてしまう内容です。
この他、「流川」が江ノ電に乗っている場面の中づり広告にも井上先生の遊びがきいています。
英会話に関する広告ですが、よく読んでみると受講料が90億ドルと書かれています。
これは日本円にすると約1兆円なので、ありえない金額ですよね。
このようにスラムダンクでは細かいところにユーモアがひそんでいますので、じっくり探しながら読んでみるのも面白いかもしれません。
⑤海南(かいなん)高校の「牧」の外見
スラムダンクにおいて最終的にインターハイで全国2位になった海南高校には「牧」という選手がいます。
「牧」は高校生らしからぬ外見をしており、初登場時には「桜木」からはOB(卒業生)と間違われていました。
「牧」は「赤木の方がフケてるぞ!!」などと言い返してはいましたが、その後に髪型をリーゼントからセンター分けに変えていたので、自分でも老けた外見を気にしていたようですね。
「桜木」の一言がきっかけで「牧」はイメチェンした可能性が高いです。
また「牧」はバスケットボールプレイヤーにもかかわらず、やたら肌が黒いことでも有名です。
バスケと言えば屋内スポーツなので日焼けすることはあまりなさそうですが、実はこれはサーフィンの影響だったということが連載終了後に発覚しました。
「スラムダンク~あれから10日後」というアフターストーリーの中で「牧」がサーフィンを楽しんでいる様子が描かれたことで、肌の黒さの謎が解けたのです。
サーフィンは体幹も鍛えられますので、それがバスケのプレイにもいい影響を与えていたようですね。
⑥翔陽高校は実在する
スラムダンクの世界においてインターハイに4年連続出場しており、監督兼選手でありイケメンの「藤真」が率いる翔陽高校ですが、実は熊本県の大津町に実際に存在する高校名なんです。
能代工業高校のようにあえてモデルにしたのかと思いきや、原作者の井上先生はこのことを知らなかったようです。
たまたま名前がかぶってしまったという理由から、
大津町の翔陽高校に対して「(名前を)使ってしまってごめんなさい」という色紙を送ったそうです。
翔陽高校側としては、あのスラムダンクに使われた高校名として全国的に知名度も上がりますし、井上先生の色紙も飾れているのでラッキーなハプニングだったのではないでしょうか。
特にバスケ部員にとってはその名を背負ってプレイする楽しみがありそうですよね。
田臥選手が「沢北」を意識していたように、大津町の翔陽高校でも「藤真」のような選手が出てきたら面白そうですね。
⑦神奈川県大会の対戦表にあのコンビ名が?
スラムダンクでは試合の対戦表にまで井上先生のおふざけが散りばめられています。
たとえば神奈川県大会の対戦表に注目すると、「南原」や「内村第二」という高校名があるのがわかります。
お笑い好きの方ならピンとくると思いますが、これは「ウッチャンナンチャン」のことだとわかりますよね。
また「浜田中央」や「松元」という高校名もあり、漢字は少し変えていますが「ダウンタウン」のことだろうなと推測できます。
さらに面白いのは、これらの高校がそれぞれ対戦する設定になっていることです。
コンビ同士で戦わせているという点も、読者をくすっとさせるポイントですよね。
この他にも井上先生の遊び要素が入った名前が見つかるかもしれませんので、ぜひじっくり作品をチェックしてみてください。
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スラムダンクの小ネタに関するQ&A
スラムダンクの小ネタに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①スラムダンクの31巻は怖い?
スラムダンクの31巻は確かに怖い面もあります。
それは「桜木」が背中の痛みを抱えながら試合に出続けたことです。
選手生命をおびかすかもしれない怪我だと薄々気づいていながらも、目の前の試合で勝つことを優先したシーンは、スポーツ経験者の方は特にヒヤッとした場面だったはずです。
この怖さはスポーツ選手あるあるかもしれないね。
②スラムダンクの映画の小ネタは?
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の小ネタは、ラストシーンにおいてアメリカで活躍する日本人選手同士の対決を描いていることです。
具体的には作中では「宮城」と「沢北」がアメリカで対決するシーンで幕を閉じるのですが、これは現実世界と少しリンクしています。
映画の上映当時、現実では、
- 渡邊(わたなべ)雄太
- 八村塁(るい)
というNBAでの「日本人対決」が実現しており、作中ではそれをなぞって「宮城vs沢北」という演出になったと考えられます。
③スラムダンクの謎のメンバーとは?
スラムダンクの謎のメンバーとは、湘北高校のスターティングメンバ―以外の部員の事です。
「桜木」「流川」「赤木」「三井」「宮城」という5人以外で名前がよく出てくるのは「小暮」ぐらいですが、その他試合に出ていない部員の名前を憶えている読者はあまりいないでしょう。
そういう意味でも、謎メンバーといわれてしまうのです。
④スラムダンクのトリビアは?
スラムダンクのトリビアは、海南(かいなん)の「牧」に対して「桜木」がダンクシュートを仕掛けた時、他の登場人物たちの背景の色がそれぞれ違っていたことです。
- 「桜木」がダンクを決めると信じていた「安西監督」と「仙道」の背景は白
- 無理だろうと思っていた「赤木」、「宮城」、「晴子」の背景は黒
で表現されていました。
⑤スラムダンクの裏話は?
スラムダンクの裏話は、桜木軍団の1人である「水戸洋平」がバスケ部に加入する予定だったことです。
この設定のために伏線が多く張られていましたが、原作者の井上先生が「三井」に対して思い入れが強くなってしまい、そのままバスケ部に加入させました。
これによって「水戸洋平」の加入はうやむやになってしまったのです。
⑥スラムダンクは怖い?
スラムダンクは確かに怖い面もあります。
主人公の「桜木」が不良であることから物語が始まり、頭突きなどもするため暴力的なシーンが多いのも事実です。
ただそんな不良がバスケットボールを通じて立派なスポーツマンに変わっていく様子を描いた漫画ですので、最後まで読む価値はありますよ。
⑦スラムダンクの伝説とは?
スラムダンクの伝説とは、田臥(たぶせ)選手をはじめとした現実のプロバスケットボールプレイヤーたちに大きな影響を与えたことです。
学生時代にスラムダンクを読んでいた世代が社会に出ていると考えると、今のBリーグの盛り上がりにも一役(ひとやく)買っていそうですね。
※Bリーグ・・・日本のプロバスケットボールリーグ
⑧スラムダンクの都市伝説とは?
スラムダンクの都市伝説は、漫画ファンなら驚くべきものです。
なんと観客席にセーラームーンの「月野うさぎ」が登場しています。
登場しているのはコミック9巻の113ページと10巻の41ページですので、今すぐチェックしてみてください。
スラムダンクの小ネタについてのまとめ
スラムダンクの小ネタについて解説しました。
簡単にまとめると、以下の通りです。
- スラムダンクは現実のバスケットボール界にも影響している
- 登場人物が他の作品ともリンクしている
- 原作者の井上先生は野球も好き
スラムダンクは時代を築いた名作です。
今のバスケットボール界にも大きく影響していますので、これを機にぜひ作品を見てみてくださいね。
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