アルマゲドンの意味は？映画を例に解説する！

１９９８年の大・大・大ヒットスペクタクル映画『アルマゲドン』。面白い映画ですよね！

ところで、この『アルマゲドン』っていう耳なれない言葉、…どういう意味がご存じですか？

こちらの記事ではこの言葉に込められた意味を解説します。

アルマゲドンの意味は？

①劇中の大統領演説にヒントが！

劇中、ハリーたちがいよいよ宇宙へ飛び立つ準備が整ったとき、全世界に向けてアメリカ大統領が演説をします。そのときにこの「アルマゲドン」という言葉が出てくるのです。

大統領「…これは聖書でいうところのアルマゲドン。世界の終わりです」

そう、アルマゲドンとは「世界の終わり」を意味する言葉だったのです。

②もともとは聖書に由来する言葉

ハルマゲドンは、新約聖書のヨハネの黙示録に出てくる言葉で、もともとはヘブライ語で「メギドの丘」という意味でした。

ヨハネの黙示録によれば、将来、善と悪が争う世界最終戦争によって人類は破滅を迎える…とされています。

その最終決戦が行われる地が「メギドの丘」なのですが、ここから、アルマゲドンとは「世界の終わり」を意味する言葉になったのです。

③アルマゲドン＝ハルマゲドン

日本では「ハルマゲドン」という言い方のほうが、聞き覚えのあるかもしれません。

昔、有名な「ノストラダムスの大予言」では、「1999年にハルマゲドンが起こって世界が滅びる」と言われていました。当時を知ってる人なら、ハルマゲドンという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

このハルマゲドンの、別な読み方がアルマゲドンなのです。

アルマゲドンの意味に関するQ&A

①アルマゲドンって面白いの？

めっちゃ面白い王道エンタメ映画です。

２時間半ありますが、とにかくテンポが速いのでとぶようにストーリーが進んでいきます。もしかしたら今の映画よりも速いかも…。

それに、だいたい５分に１回くらいのペースで人が死にかけます。事故、人為的ミス、謀略等ありますが、なんらかの形でピンチになるので目が離せません。ちょっと気を抜いている間に、隊員の数が減ってたりする（死亡）ので注意が必要です。

②それでも２時間半は長くない？

確かに、いまは２時間半の映画、あまりないですもんね。

そんな方にはこんなチート技はいかがでしょう？

実はアルマゲドンで、ハリーたちが小惑星に旅立つのは映画が始まって約１時間してからです。

それまでは、宇宙に行くための訓練をしたり遊んだりしているだけです。NASAや宇宙関係のガジェットに特別な興味がないならば、最初の１５分くらいのセットアップだけ見て、あとは１時間後から見ても、ふつうに楽しめます。

これでタイパも万全ですね！

③見どころはどこ？

もちろん、リブ・タイラーの透き通るような美しさです。ほんときれいです。

このあと『ロード･オブ･ザ･リング』三部作で、エルフの女王（絶世の美女という設定）を演じたのもなっとくの美貌でございます。

ハリーたちが宇宙に行ってからも、指令室にいるグレースがことあるごとに映し出されるので、おなか一杯になるまで堪能できます。

ただし。

有名な話ですが、リブ・タイラーのお父さんは、往年の世界的ロックバンド、エアロスミスのスティーヴン・タイラー。特徴的な大きな口で、パワフルに歌うカリスマロックアーティストなのですが、リブ・タイラーとほんとによく似ていてるんですよね。とくに口。

スティーブン・タイラーを知っていると、劇中のグレースをどうしてもお父さんに空目してしまって、話に入っていけなくなります。

もし、スティーブン・タイラーを知らないなら、絶対に見ないほうがいいです！

④家族で見ても大丈夫？

もともと、万人受けするデートムービーなので、大丈夫だと思います。

ただ、子供さんがいる場合はちょっと判断がわかれそうです。

この映画、ギャグがところどころさしはさまれるんですが、なにぶんキャラクターのガラが悪いので、繰り出されるのがほとんど下ネタなんですよね…。

令和の時代にはありえない「オカマ」ネタとか、当然のように入っていて、９０年代のおおらかさ（？）を感じます。

こういったギャグの意味を子供に聞かれて説明するのは、なかなか難しそうです…。

⑤ラスト感動できる？

できます！

この映画、むしろ途中ちょっと退屈したとしても、必ず最後まで見ることをお勧めします。

それくらい最後の展開が熱い！

作ってる人もそこにかけてたんじゃないか？と思えるくらい総力を挙げて泣かせに来ます。

AJがあまりにも間抜けすぎて許せないとか、いろいろと話のつじつまがあってないとか、そんなことはどうでもよくなるくらい、ラストは感動で、気持ちよく見終えることができるはずです！