シックスセンスを見たいのですが、怖い映画ですか？
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では映画「シックスセンス」が怖いのかについて解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで「シックスセンス」を見たくなりますよ。
何回見ても怖くないです。
シックスセンスは怖い映画ではない
シックスセンスは怖い映画ではありません。
なぜならホラー映画というよりは、ヒューマンドラマ寄りだと言えるからです。
幽霊がコール少年を脅かし続けるというよりかは、
- とにかく何かを訴えたくて
- 伝えたくて
- コール少年にちょっかいを出す
という描写が多いです。
幽霊たちが暗闇から突然現れるといった、いかにもホラー映画の様な定番のシーンは確かにありますが、この状況ではそういうものだ、と事前にある程度覚悟しておけば、ホラーだという感覚は減ります。
ちなみに出演女優でさえ、撮影が終わるまで、この作品がホラーだと思っていなかった、というエピソードもあるくらいですから、鑑賞の際にそこまで構える必要はありません。
また、この作品の「きも」は、幽霊が怖い、ということではなく、「生身の人間同士の相互理解を深めよう」、ということだといえるでしょう。
真夏に部屋を暗くして恋人とキャーキャー言いながら楽しむ映画、というよりは、しみじみと「想像力とは何か」「精神病とは」などについて考えを巡らせることができる作品だといえます。
シックスセンスが怖いと言われるシーン3つ
シックスセンスで怖いと言われる場面は以下の3つです。
以下で順番に詳しく解説します。
①風呂場に知らない男がいるシーン！
精神科医マルコムが賞状をもらい、夫婦で自宅にてお祝いをしていた夜。
酒も進み興が乗って2人が笑顔で服を脱ぎだし、営みを始めようとしたその時、妻のアンナが家の中に誰か侵入してきた形跡に気付きます。
電話の子機は床に落ち、窓ガラスは割れていました。
マルコムもそれを見て青ざめ、先程までの色めいた雰囲気は一転。
何故かドアが開いて電気がついている風呂場を、マルコムがおそるおそるのぞくと、そこには、白いブリーフ1枚たたずむ1人の男性が！
②「しゃべり方がいやだ！」と連呼するコール少年を男性教師が「だまれ！」と一喝するシーン
数十人のクラスメートたちと一緒に歴史の授業を受けていたコール少年。
教師が「フェラデルフィア」についての歴史を語っていたところ、「コール少年」がおもむろに手を挙げます。
教師が発言をうながすと、コール少年は周りがギョッとするようなことを言ってのけました。
「そんな発言をするもんじゃない」といった周りの目線を感じて、コール少年は「(教師の)しゃべり方がいやだ！」と耳を塞ぎ大声で連呼。
教室内の緊張感が最高に高まったところで、教師が「だまれ！」と、コール少年の机にこぶしをおろしました。
③キラの母親がキラの食事に床用洗剤を混ぜているシーン！
死んでしまった少女「キラ」が幽霊になって「コール少年」に託したビデオテープ。
その中には、ベッドで母親に看病されるキラの様子が収まっていました。
キラの食事を用意している母親の手元がアップで映し出されますが、そこに見えたのは「床洗剤」でした。
母親は、スープの中に床洗剤を入れ、スプーンでかき混ぜて出した上に「変な味がするなんて言わないで」とキラに伝えて飲ませていました。
ビデオテープは、そこで途切れます。
シックスセンスが怖いことに関するQ&A
シックスセンスが怖いことに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下で順番に詳しく解説します。
①シックスセンスではびっくりシーンがありますか？
シックスセンスには今回紹介したようにびっくりするシーンがあります。
そこは、多少の覚悟が必要です。
ちょっとした物音に驚いて心臓が飛び出てしまうような方は、なるべく明るい場所で、雑音を聴きながらこの作品と向き合うといいかもしれません。
②シックスセンスの幽霊は本物ですか？
さすがに本物とは言い難いですね。
本物だった場合、ジャンルはドキュメンタリーになるはずです。
シックスセンスは監督がCGなど映像技術を駆使して、見える人の世界を「再現した」作品。
ただ、その再現率があまりにも高いので、もはや「本物と同じ」とも言えてしまうのです。
③シックスセンスは家族で見ると気まずいシーンがありますか？
シックスセンスでは家族で見ると気まずいシーンはそれほどありません。
お色気シーンは、「マクロム」の妻「アンナ」のシャワーシーンぐらいです。
ただし、コール少年とその母親が向き合って食事をするシーンは、親子ならではの独特な気まずさが表現されてはいます。
④シックスセンスは霊が「見える人」が作った？
そうです。
シックスセンスは「見える」人が作りました。
この作品を手掛けたナイト・シャマラン監督本人が「見える」と断言しています。
少年時代に溺れて死にかけた後、見えるようになったそうです。
2004年にアメリカで作られたドキュメンタリー番組『M・ナイト・シャマラン ある映画監督の謎』では、監督への密着取材が行われ、撮影中に実際に怪奇現象が多くおこってしまったそうです。
『大切にしてたよ
いつも
愛してる
今眠っているが
覚めればすべて変わる』
『おやすみ マルコム』
『おやすみ(スイートハート)』
⑤娘に洗剤飲ませる母親の動機がわからないです
心の奥底では、娘の存在が邪魔だったのかもしれません。
愛する娘を亡くした可哀想な母、というポジションについて近所の人達からの注目や同情を集めたかったのかもしれませんね、、、
コール少年を傷つけたのは近寄ってきた霊たちです。
何かを訴えたくて、コール少年の身体をキズつけていたようです。
⑥キラのお葬式のシーンで母親が床用の洗剤を盛ったのは気付いていた？
気付きました、、、その映像を観たときのキラのお父さんの悲壮な表情が、胸を締め付けます。
母親が娘を殺したと発覚したあとの、父親や葬式参列者の目は冷たいものでした。
⑦シックスセンスの伏線は？
シックスセンスの伏線は以下のとおりです。
- マルコスは撃たれたあとどうなった！？
- コール少年の腕にあった無数の切り傷の理由は？
- 「死人が見えるんだ」と告白した時のマルコ厶の目つきや表情に注目！
- マルコ厶とコール少年の会話シーンから読み解けるマルコ厶の「現実」とは？
- 死んでしまったキラからコール少年に託されたビデオテープの中身は？
あれっ・・・？そんな伏線あったっけ？
もう一度見てみたいなぁ・・・
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⇩シックスセンスの伏線については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
⑧シックスセンスのあらすじは？
ある夫婦の家のバスルームに、突然全裸の男が現れます。
その男は、夫「マルコ厶（精神科医）」の元患者でした。
マルコ厶は元患者に銃で撃たれてベッドに倒れます。
妻「アンナ」が駆け寄りますが、苦しむマルコムがどうなったかまでは、この時点では描かれません。
そして、場面は代わり、翌年の秋、健康そうなマルコムがフィラデルフィア南部にて、自分を撃った元患者のプロフィールを読みながらベンチに座っています。
そして、ふと顔を上げると、そこには「コール少年」がいました。
マルコムは、コール少年を次の患者として事前に調べており、足早にどこかへ向かう少年を追いかけます。
そしてついにマルコ厶は、メガネを掛けた偏屈そうなコール少年（9歳）と教会で出会います。
マルコ厶は精神科医としてコール少年の自宅に招かれるようになり、2人は少しずつ心を通わせていきます。
コール少年は学校では周りと意思疎通がうまくいかず、教師からも生徒からも異端者扱いされていました。
カウンセリングを続けていくうちに、マルコ厶自身の妻への想い、コール少年の孤独感などが明らかになっていきます。
後半は、「キラ」という幽霊少女も現れ、自分の死因が母親にあったことをコール少年へ伝えます。
キラの父親へ真実を告げることに成功したコール少年は、幽霊と交流できることに対して自身を持ちます。
そして、マルコムは、、、
総合評価としては☆5つ！です。
ホラー要素もヒューマンドラマ要素もあり、観終わった後に満足する作品です。
⇩シックスセンスの詳しいあらすじは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
シックスセンスのあらすじをネタバレ！5つのシーンごとに徹底解説
シックスセンスは怖い映画ではない
シックスセンスが怖いかどうかについて解説しました。
- シックスセンスはホラー映画ではないので怖いことはない
- シックスセンスはヒューマンドラマなので怖いことはない
- シックスセンスには一部怖いシーンがあるのでそこだけ注意
シックスセンスは基本的に怖い映画ではないです。
名作中の名作と名高い作品なので、是非観てみてくださいね。
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