アルマゲドンに出てくるオスカーとはどんな人物ですか?
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では映画「アルマゲドン」に出てくるオスカーについて解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで「アルマゲドン」がさらに楽しめますよ。
どんなキャラクターなのかな。
アルマゲドンのオスカーは明るくて勇敢なキャラクター
オスカーとは映画「アルマゲドン」に出てくる登場人物の1人です。
地質学に詳しいカウボーイで、お茶目ながらも勇気があるキャラクターです。
主人公のハリーが地球を救うために命がけで協力するかを尋ねた際に、唯一頭をまっすぐに上げて同意したのがオスカーでした。
明るい性格でメンバーの盛り上げ役となっていたオスカーでしたが、スペースシャトルが小惑星に不時着した際に死亡してしまったのです。
死んでしまったんですね。
アルマゲドンのオスカーを演じたのはオーウェン・ウィルソン
オスカーを演じたのはアメリカ合衆国の俳優、声優、脚本家であるオーウェン・カニンガム・ウィルソンです。
オーウェンは大学在学中にウェス・アンダーソンと出会い、共同で執筆した脚本が『アンソニーのハッピー・モーテル』として映画化されました。
『天才マックスの世界』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本も書いており、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』ではアンダーソンと共にアカデミー脚本賞にノミネートされたのです。
この脚本家としての一面が今回のオスカーを演じるうえで大きく出てきたのかもしれませんね。
アルマゲドンのオスカーは本当はネガティブな人物
そんな明るいキャラクターのオスカーですが、実はオリジナルの脚本ではネガティブな人物だったのです。
例えば主人公ハリーが宇宙へ行くことを部下たちに頼み込んだシーンでオスカーが放ったのは、以下のようなセリフでした。
「これは歴史的偉業だよ! まさに英雄じゃないか。もちろん、僕は参加するよ!」
しかし実際の脚本ではこうだったのです。
「クソいまいましい歴史のトラブルか! しょうがねえ、行くぜ!」
印象がガラッと変わりますよね。これはオーウェン・ウィルソンがアドリブでアレンジした結果だったようです。
また、いよいよ宇宙へ旅立つというシーンでも本来はこのようなセリフでした。
オスカー:ねえ、きみも俺と同じくらい怖いかい?
AJ:(オスカーの怯えきった顔を見て)いいや、きみほどはないな。
オスカー:そうか・・・。
本来はオスカーが完全に怯えているような脚本だったんです。しかしそれをオーウェン・ウィルソンはこんな風に変えてしまいました。
AJ︰オスカー、どんな気分だい?
オスカー:絶好調! ワクワクと怖さが混ざった感じだよ。98%ワクワクで2%が怖さ、の比率。いや、逆かな? 98%が怖くて、ワクワクは2%かも。ごめん、舞い上がっててよく分からない。頭も混乱してきたし・・・。
(シートベルトを締めてくれているNASA職員に)
オスカー:もっとキツく締めてくれないかな? 落っこちるのはイヤだから。特に激しい揺れが予想される間はしっかり体をくくりつけておかないとね。
こんな風に冗談を飛ばしてみせたのです!
先ほどの脚本とはまた打って変わった明るいキャラクターですよね。
このようなキャラクターはオーウェン・ウィルソンの性格をそのまま表したものだといわれており、この明るさが作品にメリハリをもたらしたようです。
マイケル・ベイ監督も役者のアドリブを楽しみにしているタイプなので、オーウェン・ウィルソンのアレンジをそのまま採用しました。
あのオスカーの明るいキャラクターにそんな裏話があったんですね。
アルマゲドンのオスカーに関するQ&A
アルマゲドンのオスカーに関するQ&Aは以下のとおりです。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①映画「アルマゲドン」はひどい?
科学的に間違っているシーンが多いため、そういう意味ではひどいと言われています。
ただ、科学的な観点を一旦おいておいてストーリーだけに着目すると、感動的な名作だとも言えますよ。
実際、間違いだとわかっていても最後に泣いてしまう方が多くいる、そんな作品です。
⇩アルマゲドンがひどいことに関しては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
②アルマゲドンに出てくるフレディとは?
フレディとは映画「アルマゲドン」に出てくるフレディ・ヌーナンのことです。
宇宙に行った採掘員の1人でしたが、そのキャラクターは謎が多くその存在感は薄かったようです。
インディペンデンス号墜落時にオスカーと共に死亡してしまいました。
③アルマゲドンの相関図は?
主人公のハリー⇔娘のグレース⇔その婚約者のA.J.(かつハリーの部下)が中心人物です。
その他13人の乗組員や、NASAの関係者、乗組員の家族たちが登場します。
④アルマゲドンのグルーバーとは?
グルーバーとは宇宙に行ったメンバーの1人であり、小惑星に埋め込み、遠隔操作により爆発させる核爆弾の担当要員でした。
スペースシャトルインディペンデンス号の乗組員でしたが、爆弾設置中に死亡してしまったのです。
グレイソン・マッコーチが演じました。
⇩アルマゲドンのグルーバーについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
⑤アルマゲドンの死亡キャラはだれ?
映画「アルマゲドン」では8名のキャラクターが死亡しました。
- ハリー・スタンパー
- オスカー・チョイ
- マックス・レンナート
- フレディ・ヌーナン
- グルーバー
- タッカーハルジー
- デイビス
上記のメンバーが地球に帰ることができなかったのです。
⑥アルマゲドンのインディペンデンス号の乗組員は誰?
インディペンデンス号の乗組員はA.J. とジャイティス、レヴ、オスカー、フレディ、デイビス、タッカー、ハルジーでした。
そのうち生き残ったのはなんとA.J. とジャイティス、レヴの3人だけだったのです。
⑦アルマゲドンのあらすじは?
映画「アルマゲドン」の最大のネタバレは、最後に地球が救われることです。
主人公ハリーの犠牲によって小惑星は地球に衝突せずに済みました。
またハリーのおかげでA.J.が地球に無事に帰ることができ、ハリーの娘のグレースと結婚式を挙げるという感動的なラストシーンでした。
以下、簡単なあらすじです。
ある日、地球への衝突コースを取る小惑星が発見されました。
もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れません。
これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかありませんでした。
そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたち。
刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立ったのです!
最大のネタバレは「最後には地球が救われること」です。
主人公のハリーが自ら犠牲になって起爆装置を作動させたことで、隕石は地球に衝突することはありませんでした。
そしてハリーが身代わりになってくれたおかげでAJは無事に地球に帰還し、ハリーの娘グレースと結婚式を挙げたのです。
是非作品を観てみてくださいね。
⇩アルマゲドンのあらすじは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
アルマゲドンのあらすじは?5つの重要ポイントごとに徹底解説!
アルマゲドンのオスカーに関するまとめ
アルマゲドンのオスカーについて解説しました。
最後に簡単にまとめると、以下の通りです。
- オスカーは勇敢で明るいキャラクター
- そのキャラクターはオーウェン・ウィルソンによるアドリブだった
- インディペンデンス号の墜落時に死亡した
- オスカーを演じたオーウェン・ウィルソンは脚本家でもあった
以上、アルマゲドンのオスカーに関する解説でした。
本当はネガティブなキャラクターだったと知ったうえでもう一度オスカーに注目して作品を観直しててみるのも面白いかもしれませんね!
⇩アルマゲドンのあらすじは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。